日出町の田園風景
01 — 活動概要

日出町から、
日本の農業をおもしろく

小さな町だからこそできる挑戦がある。ヒジべジは、日出町の農業と未来をつなぐ架け橋です。

「ヒジべジ」とは?

ヒジベジは、
地域の 挑戦者 です。

大分県日出町を拠点に、生産者と学生が手を取り合い、日出町農産物の魅力を全国、そして世界へ発信する地域活性化プロジェクト「ヒジベジ」

ヒジべジは現在、2つのミッションを掲げています。

1つ目は、日出町農産物のPRと販路拡大です。私たちは、単に日出町産の野菜を販売するだけではありません。畑から食卓、観光、ブランドづくりまで。地域の素材や生産者の想い、人の物語を発信し、新たな価値へと翻訳する役割を担っています。日出町には、「潮トマト」や「白雪姫(とうもろこし)」をはじめとした魅力ある特産品があります。しかし、その知名度は地域外ではまだ十分とは言えません。だからこそ私たちは、SNS発信やイベント出店、商品開発などを通じて、認知拡大と新たなファンづくりに取り組んでいます。

2つ目は、出荷基準に満たない“規格外品”の有効活用です。生産過程では、少し傷がついたり、形が不揃いだったりするだけで、市場に出せない野菜が多く発生します。味や栄養には問題がないにもかかわらず、流通から外れ、廃棄されてしまうのが現状です。さらに、生産者にとっては廃棄コストも負担となっています。ヒジベジでは、そうした規格外野菜を「規格外品セット」として全国へ定期便発送するほか、それらを活用した加工品やお土産商品の開発にも挑戦しています。これにより、食品ロス削減だけでなく、生産者の新たな収入源の創出や、端境期の経営支援にもつなげていきます。

私たちの取り組みは、単なる農産物の販売促進にとどまりません。日出町の魅力発信による観光客の増加、ふるさと納税の利用拡大、地域経済の活性化など、町全体へ波及する未来を目指しています。税収増加によるインフラ整備や教育支援の充実にもつながるよう、私たちは「農業」を起点に、持続可能な地域づくりに挑戦していきます。

豊後豊岡駅での野菜直売イベントの様子
日出町駅マルシェ

始まりは、
豊後豊岡駅の 一日 から。

活動の原点は、2025年7月5日 日出町・豊後豊岡駅で開催した野菜直売イベントでした。日出町内の各畑から運んだ朝採れの野菜を駅前に並べ、町の人と言葉を交わす。あの一日が、ヒジベジのすべての出発点です。

そこから活動は、地域農家との連携、メディア出演、ヤサイートフェスでの潮トマト販売、APU STシンポジウム(STC)での発表、ジゴロック2026なおみ農園ブースでのトマト販売、城下かれい祭り出店へと広がっていきました。

現場の課題

日出町と農業の、
抱える課題

日本の地方には、声にならない課題があります。一つひとつは小さく、しかし重なれば、地域の景色そのものを変えてしまうほどの重さです。

01 規格外野菜の行き場

せっかく育てた野菜で味も栄養も等しい野菜が、形やサイズの違いだけで流通から外れていく現実。年間で出る規格外品は、生産者にとって決して小さくない損失です。

02 環境悪化による収量の波

気候変動や土壌の劣化が進む中で、農作物の収量は年々不安定になっています。特に、異常気象による影響は深刻で、農家の経営を脅かす要因となっています。

03 農業従事者の減少・高齢化

農業を支える人々が減少し、高齢化が進んでいます。力仕事、出荷場までの運搬作業、ICT技術の進歩は高齢者にとって大きな負担です。

04 物価高による資材価格の高騰

資材や燃料の価格が高騰する中で、農業経営はますます厳しさを増しています。また、端境期の収益が途切れることで、経営の安定性も揺らいでいます。

完熟した潮トマト
ヒジべジの取り組み

素材ではなく、
物語を売る。

ヒジベジが扱うのは、トマトやとうもろこしや、形の不揃いな野菜たちだけではありません。その奥にある、農家のまなざし、町の風景、季節の時間。それらを丁寧に編集して、ひとつの「物語」として届けることが、私たちの役割です。

規格外野菜は、加工品へ、ギフトセットへ、イベント販売へ、ECへ、ふるさと納税へ。複数の出口を持つことで、農家の収入を安定させ、地域経済の循環を生み出していきます。

継続的な活動を

“継続的な活動を
目指して。”

私たちは、短期的な活動ではなく、持続的な仕組みを作っていきます。これからも日出町の農業と人をつなぎ、地域の魅力を発信し続けることで、日出町が日本の農業文化の一翼を担う存在になることを目指しています。

土から、町をおもしろく

日出町を、訪れる。

生産者と消費者の繋がりを大切に。

日出町へ